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作田優の本棚

ボトルシップと青い蛇
旗原理沙子

ボトルシップと青い蛇

2022

十七歳でデビューし、奇妙な小説を書く作家だった黒坂檸檬が、海辺の白骨遺体となって見つかった。彼女と親しかった「私」のところへ、警察が事情聴取にやってくる。彼女について語りだした私は、靖国神社を襲った奇妙なテロリズムとの不可解な関係性にたどり着く。事件と彼女の死とのあいだに、どのような関係があったのか。梶井基次郎の石碑、ポルトガル船、一足の革靴、メタンフェタミン、大雨の喫茶店。事物が謎と奇縁を呼び、物語ることの謎を解き明かしていく。

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